DIYに目覚めたきっかけ
小さい頃から工作が大好きだった私が本格的にDIYに目覚めたのは、ちょっと悲しい思い出がきっかけでした。
4年くらい前、アンティークショップのSNSで見た古材の収納ボックスがほしくて、ちょっと遠い街に朝イチで行ったのに、タッチの差で先に入った方に買われてしまったんです。笑
私があまりに落ち込んで半泣きになっていたせいか、見かねた夫が「作ってみたら？」と提案してくれ、気持ちを切り替えてホームセンターへ向かったのでした。そして出来たのがこちら。
壁に立てかけてあるのが蓋です。これについて語りだしたらキリがないので割愛しますが、今では本当にいい思い出。私のはじめての大型DIYでした。
ものづくりの良さを再確認したので、それ以降、小さな工作から大型家具づくりまでいろんなDIYをやりました。今回の動画では、小さな雑貨をDIYした時の様子を記録しています。
キャンバス生地の作業マット
まずは、工作の時に机に敷く作業マットを作ります。作るといっても、厚手のキャンバス生地の端を処理する程度のことなのですが、これも立派なDIY。
飾りになるような縫い方で処理しました。
チャコペンの代わりに熱でインクが消えるボールペンを使ったので、アイロンで消しています。
まだ少しさみしいので、ワッペンをつけましょう。
完成です。ワッペンはかわいいと思ったものを無計画に買ったのですが、思ったよりかわいくなりました。縫い方に不器用なところが思いっきり出てますが、個人的には満足いく仕上がりです。
紐を収納するストリングホルダー
次は、DIYで使う紐を収納するストリングホルダーです。次のDIYで紐を使うので、ついでに作ってみました。
100円ショップで買った瓶の蓋に穴を開け、この蓋に好きな布を丸く切って貼りつけます。
ジャム瓶のカバーみたいに布を麻紐で縛ります。穴から紐の先を出したら、ストリングホルダーの完成です。料理に使うタコ糸用にも作りたい。
キッチンリネン用のタオルハンガー
キッチンリネンを干すためのタオルハンガーを作ります。作業マットもストリングホルダーも、このタオルハンガーを作るための準備運動でした。
100円ショップで買った木材を切って、長さ400mm×幅45mm×厚み12mmの板を2枚を用意します。
板の中央に1箇所、そして両端から1cm、4cm、13cmの所に穴を開けます。全部で7箇所の穴ができるはずです。2枚とも同じように穴を開けます。
木の洗濯クリップの持ち手部分に穴を開け、紐を通します。
これはやってもやらなくてもいいのですが、紐が細い場合は強度を増すために2本をねじり合わせます。
紐の両端を合わせて洗濯クリップに近いところで1度結び、紐を1本ずつ同じ方向に撚ります。それから2本一緒に逆方向へ拠ると、紐が1本にまとまります。
4cm、13cmの穴4箇所に通し、固結びで留めます。
板を十字に重ね、写真を参考に中央・両端に紐を通して上で結びます。これで完成です。
しっかりハンガーとしての役割を果たしてくれています。片側にかけても傾きすぎることはありません。
ウォールシェルフの背板を作る
最後はラタンのウォールシェルフの背板を作ります。このウォールシェルフ自体はsalut!で購入した既製品。もう少し部屋を華やかにするために、ペイントした背板を取りつけようと思います。
100円ショップで購入した「木粉ねんど」を綿棒で広げ、丸い板を作ります。最初はオーブン粘土で作ろうとしたけど、乾燥中に持ち上げたらバキバキに砕け散ったので木粉ねんどに変更。
この時に取りつけ用の穴を開けておきます。あまり端に穴を開けると強度が下がるので、ちょっと内側に開けておくのがポイント。
その後、粘土全体を覆える平らな重石（本など）を置き、水平な場所でしっかり乾燥させます。こうしないとかなり反ってしまいます。ただし、本を重石にする場合は1日ごとに交換しないと、本が水を吸って変形してしまいますので注意（経験者談）。
いよいよペイントです。まずは白いベースを塗って……
花と鳥を描きました。間違えて油絵用の筆を買ったせいかとても使いにくく、細かいところがうまく描けませんでしたが、遠目で見たらいい感じなのでよしとします。
紐で取りつけたら完成。
いちからすべてを作らなくても、既製品にちょっとアレンジを加えるだけで世界で1つだけの雑貨になります。できたときの達成感はたまらないので、ぜひチャレンジしてみてください。
読んでいただきありがとうございました。また次の動画・記事でお会いしましょう。
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